2014年04月19日

ある日の朝

飛んでいけたらいいのにね。
どこでもドアがあったらいいのに。
先日ムスコが
そんな話をしていました。


昨日、
ムスコが起きた時間は7時15分。

目が覚めた瞬間に
私を見て
涙目でこう言いました。
「もう…僕、
学校に間に合わない…」

…近々、
こんな日が
来るだろうと予測していました。
こんなに早いとは…σ(^_^;)

最近は
眠る時間が遅かったり、
だらだらゴロゴロしてみたり。

集中力については、
我が子ながら
素晴らしい…
見習いたい…と
思うのですが、
最近
なかなか重い腰が上がらない、
ダラダラ感が否めないσ(^_^;)

まぁ、
子供ですから…
こんな感じだとは思うのですが…σ(^_^;)

涙をボロボロながし
オロオロしているムスコ。
「お母さん…送ってくれない?」
「お母さん…送るのダメ?」
まだまだ、
彼の中には
遅刻をする自分のイメージが
消えないようです。

いいよ!送る!
…というのは簡単。
けれども、それはよろしくない。
また同じことが起きてしまう。

ムスコは去年、
達成できなかった
皆勤賞を目指しています。
そのためには
今の現状を振り返り
自分の力で、
計画をたて、
実行し、
創意工夫をし続けることが
彼には必要。

食事をし、
歯を磨き、
顔を洗い、
ランドセルを背負い、
玄関から出て行く彼の目には
まだまだ涙が流れていましたσ(^_^;)

行ってらっしゃい!
楽しんでね!
きっと、間に合うよ!
そう言って見送りました。

仕事が終わり
児童クラブへお迎えに行きました。イイ1日になったかな?
笑って学校生活を過ごせたかな?
少しだけドキドキしながら
ドアをあけると、
ニコニコしながら手を振る我が子。
ホッ…ε-(´∀`; )

帰りの車中、
遅刻した?
涙、どうだった?と
尋ねてみたところ

遅刻はしなかったよ。
涙は出ていたけど、
横断歩道で
おじさんとハイタッチする時には
涙はもうでなくなってたよ。
恥ずかしいからね。


どこでもドアがあったら、
きっと便利になると思います。
満員電車も無くなるし、
ガソリン代もかからない。
体力も必要ないし、
時間だって削減できる。
でも、
どこでもドアがあったら
おじさんとハイタッチをする時に
泣いていたら恥ずかしい…という
価値観は
その瞬間、ムスコの中に
生まれなかったかもしれない。

たくさんの方、
たくさんの経験、
たくさんの見守りが、
人を育ててくれています。感謝。

ムスコの
生活、時間の使い方が
どう変わるか楽しみです。












posted by 株式会社 アテンド at 22:54 | お知らせ
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